令和5年10月19日（木）、県会６階会議室において、コスモスふくおかと県会市民法務部の共催で、弁護士の篠木潔先生を講師に迎え「独居高齢者の支援と課題（ＡＣＰ、セルフネグレクトを含む）」と題した研修会を開催しました。
篠木先生は、高齢社会白書などの資料を元に、独居高齢者の増加に伴って支援困難な事象が増えてきていることから、支援する側もスキルアップが求められており、対人コミュニケーション能力や対人援助スキルの真価が問われていると説明。支援者が一人で抱え込まず、チームを構成することの重要さを訴えられました。
また、生前、あるいは判断能力があるうちに、ご本人が「どう生きていきたいか」「どう終末を迎えたいか」を支援チームがご本人をまじえて何度も話し合い、記録していくことの大切さも教えて頂きました。
なお今回の研修参加者は、会場16名、オンライン（最大接続数）89名でした。
