令和4年10月27日(木)大野城まどかぴあ会議室にて、成年後見制度・遺言に関するセミナーを開催しました。このセミナーは、コスモスの広報月間の一環として、毎月行っているまどかぴあ相談会の日に合わせて行ったものです。
講師は江上良子コスモスふくおか支部長でした。
セミナー前半では、コスモスふくおかの紹介から始まり、成年後見制度とその必要性と成年後見人の仕事について、身上保護と財産管理の例が具体的に説明されました。その後、法定後見と任意後見の違いや、それぞれにかかる費用についてもお話がされました。
セミナー後半では遺言について話がされました。エンディングノートと遺言の違いに始まり、遺言は法定された形式に則ってなされなければ効力がないことが説明されました。
また、遺言を書いた方が言い方の例として子どもがない方、再婚された方で前婚の子どもがいる方、内縁の妻がいる方、相続人の中に認知症の方がいる場合や行方不明者がいる場合、不動産等を多く持っている方があげられ、その理由について説明がありました。その後自筆証書遺言と公正証書遺言の違いと自筆証書遺言の保管制度について説明されました。
コスモスふくおかでは今後も引き続き、相談会会場でのセミナーを開催していく予定です。