令和4年3月18日(金)(公社)成年後見センターリーガルサポート司法書士恒松史帆先生をお迎えし、「成年後見制度とリーガルサポート」についてご講義をいただきました。
前半は、平成11年に設立されたリーガルサポートの仕組みと会員数や受託数、成年後見制度とリーガルサポートのあゆみについて、詳細に説明いただきました。
後半は名簿搭載制度と研修制度についてお話しいただきました。リーガルサポートには名簿搭載制度があり、15科目22単位以上の研修を受講したのち名簿登載の申請を行うとのことでした。
研修については、倫理研修、ディスカッション形式の研修、特に必要であるとして理事長が指定する指定研修、オンデマンド研修等が行われる中、基本は集合研修であることが説明され、業務報告については、LSシステム(クラウドシステムを利用した報告及び精査方式)を導入し、合理化・役員の負担軽減を図っているとのことでした。
リーガルサポートの基本理念やシステムは、同じ専門職後見人としてコスモス会員にとっても学ぶ所の多い意義のある研修でした。