令和4年2月22日、福岡県行政書士会会館にて「これからどうなる?成年後見利用促進/法定後見の事例報告」と題して研修会を開催しました。
講師は、(一社)コスモス成年後見サポートセンター理事長の野田昌利会員と外井会員でした。
まず外井会員より、事例報告として被後見人に相続が発生したケースについてお話をいただきました。税理士や弁護士等他士業と連携しながら、不明な点があれば家裁に伺書にて確認し、ご本人のために誠実に後見人として対応された中で、現場でしか知り得ないご経験をお伺いし、大変勉強になりました。
野田理事長からは、成年後見業務と第二期成年後見制度利用促進基本計画についてお話がありました。行政手続きがオンライン化していく中で、行政書士業務と成年後見業務についてどのように対応していくか、また、コスモスという団体の存在意義について説明された後、第二期成年後見制度利用促進基本計画案について詳しくお話されました。
特に、権利擁護支援の地域連携ネットワークづくりが進められて行く中で、コスモスは
1.日本行政書士会連合会と連携し47支部設置を目指す
2.地域連携ネットワークお呼びその中核機関への参画を図る
3.不正防止に取り組む
4.更新研修制度の見直し
5.法人後見の開始
等を重点項目としていることについて説明がありました。野田理事長の大変熱心なご講義に、会員はの皆様も熱意を持って参加されていました。